新年のご挨拶(2020年1月7日)

皆様,

新年明けましておめでとうございます。昨年12月に着任した,水谷章です。

私は外交官生活をドイツで始めました。その後,ドイツ以外に東京は勿論,中近東,南西アジア,アフリカでも勤務いたしました。しかし,このウィーンで勤務するのは初めてです。

このたび欧州の中央に「戻り」,日本との友好関係が150年「プラス1年」という新たな段階に入ったオーストリアで生活できることを大変喜んでいます。

紀元1世紀にローマ帝国が今日のウィーン地域に拠点を設けて以来,神聖ローマ帝国,更にはその後20世紀初頭まで続いた「多民族一君主国」という「多様性の下の統合」を長く経験した上で共和国となったオーストリア。そこに存在するであろう土地の精神(genius loci)から,現代国際社会が直面する問題に対しても何らかの教訓を得られるのではないか…と考えています。

日本・オーストリア両国がこれまでの友好関係を更に拡大させ,深化させることで共に向上できるよう,そしてお互いの成長が国際社会にとってもプラスとなるよう,日本大使館も努力を続けたいと思います。
引き続き皆様の御支援と御協力を心よりお願いいたします。
 

令和2年1月
大使 水谷章