展覧会「むかし、むかし...日本の昔話はいかにしてヨーロッパへ渡ったか」開会式の開催(2026年6月1日)

令和8年6月9日

 6月1日、当館広報文化センターにて展覧会「むかし、むかし...日本の昔話はいかにしてヨーロッパへ渡ったか」の開会式が行われました。
 本展覧会は、19世紀後半から20世紀前半にかけて、日本の昔話がどのようにヨーロッパへ紹介され、日本文化への理解を深める契機となってきたかをテーマにしています。ウィーン大学図書館、研究者や個人コレクターによって長年保存されてきた貴重な書籍コレクションに加え、日本昔話を題材とした木版画等も展示されています。
 開会にあたり、徳公使参事官が挨拶を行い、昔話は日本とオーストリアの双方で人々の想像力を育んできた身近な文化であることを述べた上で、本展覧会でも取り上げられている「桃太郎」「かぐや姫」「浦島太郎」といった代表的な日本の昔話を通じて、オーストリアにおける日本の昔話への理解と関心を深める機会となることを期待する旨述べました。
続いて、本展覧会のキュレーターであるプロハスカ(Ms. Isabelle Prochaska-Meyer)ウィーン大学上級講師、フランク(Ms. Christine Frank)インスブルック大学研究者及びクロップ(Ms. Luka Klopf)ウィーン大学修士課程学生が展示の背景や展示資料を説明しました。
 その後、紙芝居「分福茶釜」が上演されました。参加者は絵と語りが一体となって展開する紙芝居を通じ、ユーモアや教訓がどのように表現されているのかについて理解を深めるとともに、語りによって人から人へ伝えられてきた昔話の魅力に触れました。

 展覧会は6月30日まで当館広報文化センターにて開催されています。多くの皆さまのご来場をお待ちしております。