德公使参事官のOSCE年次安全保障レビュー会合出席(2025年6月25日)

令和7年6月27日

 6月25日、德聡子公使参事官は、OSCE年次安全保障レビュー会合(ASRC2025)に出席し、日本として、OSCEが参加国間の信頼醸成に重要な役割を果たしていることを高く評価するとともに、日本を始めとするパートナー国と参加国間の協力関係がますます不可欠なものとなっていると指摘しました。

 德公使参事官は、ロシアのウクライナ侵略を非難するとともに、「今日のウクライナは明日の東アジア」との認識の下、ウクライナにおける平和の実現に際しては、誤った教訓が導き出されないよう注意が必要であると指摘しました。また、力による一方的な現状変更の試みは、世界のどこであれ容認できないとして、中国の対外姿勢と中国の支援がロシアの継戦能力を支えていることに深刻な懸念を示しました。さらに、多国間制裁監視チーム(MSMT)の報告書を紹介し、ロシアと北朝鮮の軍事協力の拡大に対しても深刻な懸念を表明しました。

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