ドナウシュタット区元区長レオポルト・ヴェーデル氏に対する旭日双光章の伝達式(2024年10月29日)

令和6年11月8日
 10月29日、大使公邸にて、ウィーン市22区(ドナウシュタット)の元区長レオポルト・ヴェーデル氏に対する「旭日双光章」の伝達式が執り行われました。ヴェーデル氏は、1996年にウィーン市22区と東京の荒川区との姉妹都市提携が締結された際の区長であり、その後、両区の長年にわたる友好交流が実現し、特に青少年やスポーツの活発な交流に貢献してきました。
 式典での祝辞で水内大使は、日本人学校がドナウシュタットに移転したことを契機に、周辺地域を日本にちなんだ名前を冠した通りや桜の花公園などを含む「日本と関係の深い地区」として発展したことに触れました。今や、ドナウシュタットはウィーンにおける最大の日本人居住区の一つとなり、数多くの日本企業や在留邦人が集まる地域に成長しました。これらの長年にわたる功績により、ヴェーデル氏は今回、日本政府から叙勲を受けることとなりました。
 式典にはドナウシュタットのエルンスト・ネヴリヴィ現区長をはじめ、区内に拠点を置く日本企業や団体の代表、ウィーン・ドナウシュタット・東京・荒川姉妹都市友好協会のメンバー、そしてヴェーデル氏の家族や友人らが出席し、祝意を表しました。

大使の伝達式でのスピーチはこちら