大西参事官が柿の木の植樹式に参加(2024年6月11日)

令和6年6月19日

 6月11日、ヴェロニカ・カウプ=ハスラー・ウィーン州文化科学大臣出席のもと、ウィーン市のヒルシュシュテッテン花園で日本の「時の蘇生・柿の木プロジェクト」と、その姉妹プロジェクトである「長崎・ブレーシア(注:Brescia,Italy) KAKI TREE for EUROPE」との協力により柿の木の植樹式が行われ、大西参事官が出席しました。
 同プロジェクトは、1945年8月9日に長崎で被爆しながらも奇跡的に生き残った長崎の柿の木の苗木を植樹する活動です。オーストリアでは、2023年にウィーン・ユダヤ博物館で行われた「平和展」の一環としてフィラッハ市に柿の木が初めて植樹されたことを皮切りに、今回、ウィーン市で同プロジェクトが開始されました。
 同植樹式では、大西参事官より、長崎の小さなプロジェクトは海を越えこれまで3万人以上の子どもたちが参加し25年以上継続する大きなプロジェクトに発展、国際情勢が混沌とする中で、平和を希求する思いは皆同じであり、ウィーンで同プロジェクトが開始したことは喜ばしい旨挨拶しました。

ウィーン市HP(独語)
ユダヤ博物館プレスリリース(英語)