第1447回OSCE常設理事会:ガザ地区及びコソボ情勢(2023年10月19日)

令和5年10月24日
 10月19日、水内大使及び大西参事官は第1447回OSCE常設理事会に出席しました。
 イスラエル・ガザ情勢に関し、水内大使は、ハマス等の武装勢力によるテロ攻撃によって、罪のない市民を中心に多数の死傷者が出たことを非難するとともに、ハマスその他のパレスチナ武装勢力による拉致に関し、拉致された人々の早期解放を強く要請しました。
 また、ガザ地区を含め多数の市民が犠牲となってことに対し、被害者及びその家族に対しお悔やみと哀悼の意を表明しました。 さらに、日本は、すべての当事者が国際法に基づいて行動することを強く求めたほか、他国と連携し、一刻も早く民間人の安全を確保し、人道支援を必要とする人々が支援にアクセスできるよう、また事態を沈静化させるため、一層の努力を払う所存である決意を表明し、G7の議長国として、あらゆる方面において外交努力を積極的に行っている旨発言しました。
 また、大西参事官は、ダベンポートOSCEコソボ事務所長の活動報告に対し、日本が昨今のコソボ北部地域における緊張の高まりを注視していること、またコソボ及びセルビア双方が対話を促進させ、緊張を緩和させることを強く求める旨述べたほか、コソボを兼任する水内大使の10月初旬のコソボ訪問を紹介し、日コソボ間協力の進展等(在コソボ日本国大使館ホームページ その1 その2 その3)について言及しました。

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