エッゲンベルク城での茶道紹介事業の実施(2026年10月1日)
令和8年10月6日
10月1日、グラーツのエッゲンベルク城において、当館とヨアネウム博物館館の共催及び裏千家淡交会オーストリア協会の協力により、茶道紹介事業を実施しました。
冒頭、シュスター(Paul Schuster)ヨアネウム博物館館長、メレ(Marko Mele)同博物館科学ディレクターによる挨拶に続き、岩間大使より、エッゲンベルク城と日本との交流の象徴である「豊臣期大坂図屏風」を起点とした両国の交流の歴史について触れ、今回の事業を通じて、2029年の日本・オーストリア友好160周年に向け、両国の友好関係が更に深まることへの期待を述べました。
続いて、茶道についての説明とともに、裏千家淡交会オーストリア協会の髙松宗力会長によるお点前が披露され、ザムト(Peter Samt)連邦参議院議員、カー(Elke Kahr)グラーツ市長をはじめとする来賓の方々がお茶をいただきました。また、シュスター館長及びカイザー同博物館名誉研究員より、エッゲンベルク城に保存されている「豊臣期大坂図屏風」の案内が行われました。
同屏風には、17世紀初頭の大坂の町並みや人々の暮らしとともに、茶の湯を楽しむ様子も描かれています。現在に受け継がれる茶道と、約400年前の大坂の様子を伝える「豊臣期大坂図屏風」を紹介することで、参加者が日本の文化や歴史への理解を深めるとともに、長年育まれてきた日本とオーストリアの交流にも関心を持っていただく機会となりました。
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