岩間大使のオーバーエスタライヒ州出張(2025年7月15~16日)

令和7年7月22日
 7月15日及び16日、岩間大使はオーバーエスタライヒ州を公式訪問し、シュテルツァー・オーバーエスタライヒ州首相を表敬したほか、各方面と意見交換を行いました。岩間大使は、すでに築かれている姉妹都市交流や学術交流などを足がかりとして、日・オーストリア間の長期的な関係強化に向けて尽力していく旨を述べました。
 

©Land OÖ/Mayrhofer

©Land OÖ/Mayrhofer
 

 また、岩間大使はヨハネス・ケプラー大学で国際関係を担当されているボナッニ副学長と面会し、同大学と日本の大学との活発な交流について説明を受けるとともに、ケプラー大学を一つの拠点として今後の日オーストリア学術交流を一層活発化させる可能性について話し合いました。
 さらに、2022年に新設されたIT:U大学のリントシュテット学長に面会し、デジタル改革を通じ、分野を越えて現代社会が抱える諸課題の解決をめざす同大学のビジョンや日本との交流状況について話を伺いました。

 

Kepler Uni

©IT:U

©IT:U

©IT:U
 

 さらに、岩間大使は、メディアアートとテクノロジーの融合の最先端を行くリンツ市の機関「アルス・エレクトロニカ・センター」を視察し、時代の先を行く発想に感銘を受けました。アルス・エレクトロニカ・センターや毎年開催される同フェスティバルには多くの日本人アーティストや日系企業も関わっています。

 
 
 最後に、日系企業タケダのリンツ製造拠点を視察しました。同拠点では腸疾患の治療薬を中心に各種医薬品の製造が行われており、日本を含む世界各国へ出荷されています。
 
 

©Takeda/ Meister Eder

©Takeda/ Meister Eder