岩間大使の第1522回OSCE常設理事会の出席(2025年5月29日)
令和7年6月6日
岩間大使は、第1522回OSCE常設理事会に出席し、「ロシアによる継続的なウクライナの侵略」の議題の下、ロシアのウクライナへの侵攻は武力による一方的な現状変更であり、国際秩序の根幹を揺るがすものである、わが国はロシアに対し、早期かつ完全な停戦と公正で恒久的な平和の実現に向けて積極的な措置を講じるよう、引き続き強く求めていく旨述べ、ウクライナに対し揺るぎない支持を表明しました。
また、OSCEコソボ事務所長の活動報告に対し、日本は、コソボ事務所の活動を評価するとともに、2月に実施されたコソボの議会選挙にて、コソボの日本大使館の職員が監視に参加したことを紹介し、コソボの国民が民主主義へのコミットメントを再確認した旨評価しました。更にEUが仲介する「ベオグラードとプリシュティナ対話」について、日本は両当事者が未解決の問題の解決に向けた建設的な対話に積極的に取り組むよう強く促すとともに、この試みは西バルカン地域の平和と安定にとって不可欠であることを改めて言及しました。
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