岩間大使のザルツブルク出張(2025年5月15~16日)

令和7年5月20日
  5月15日及び16日、岩間大使はザルツブルク州を公式訪問し、ハスラウアー・ザルツブルク州首相を表敬したほか、各方面と意見交換を行いました。ザルツブルク州は今月、大阪・関西万博に合わせて州代表団を日本に派遣する予定であり、意見交換にあたり岩間大使は、万博を契機とした日オーストリア間の文化・経済交流発展への期待を表明し、さらに万博以降を見据えた長期的な関係強化に向け尽力する旨述べました。
 


 
 
 
右からハスラウアー州首相、岩間大使、パラウフ州議会議長、エクスナー名誉総領事


 
   
 
 また、岩間大使はアウインガー・ザウルツブルク市長を表敬し、ザルツブルク市と川崎市との30年以上にわたる姉妹都市提携等について意見を交わしたほか、ザルツブルク大学ではフューゲンシュー学長をはじめ同大学に在籍している日本人の教授、講師、学生の方々と面会し、日本とオーストリアの学術交流の現状について伺いました。また、ザルツブルク・モーツァルテウム大学のグートイヤー学長に面会し、大阪・関西万博で予定されている同大学の学術・芸術関連のプロジェクト等について意見を交わしました。
 


 さらに、炭酸カルシウム製造を手がける白石工業の合弁会社Shiraishi Omya GmbHを訪問し、欧州全域に出荷される製品の生産現場を視察しました。