岩間大使の第1509回OSCE強化常設理事会への出席(2025年2月24日)

令和7年2月28日

 2月24日、欧州安全保障協力機構(OSCE)は、ウクライナへの攻撃から3周年の機会を捉え、第1509回OSCE強化常設理事会を開催しました。我が国から岩間大使が参加したほか、オンラインを含め、60か国以上の国より外相及び閣僚等の参加がありました。
 岩間大使は、世界が重大な岐路に立たされており、価値観と原則を共有する国々が協力を維持・強化するための能力が問われている旨述べるとともに、ロシアの力による一方的な現状変更の試みは世界のどこであれ許されることではない旨言及しました。また、アジアと欧州の安全保障は切り離すことができないことを改めて強調するとともに、現在、平和実現のために各国の外交努力が行われているところであり、このような努力により、長年にわたる戦闘行為が終結し、困難な状況の打開が行われることを期待する、その上で、この侵略の終わらせ方を考えるにあたっては、あくまで当事者であるウクライナが関与する形で、公正であり、そして永続的な平和を一日も早く実現することが重要である旨発言しました。

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