OSCE第1484回常設理事会(2024年7月25日)
令和6年8月5日


7月25日、水内大使と石崎書記官は、OSCE第1484回常設理事会に出席しました。
水内大使は、フランスが提案した「OSCE地域におけるロシア連邦の悪質な活動と干渉について」の議題の下、ユーロ大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分である旨指摘し、ロシアと北朝鮮の軍事協力が拡大していることを非難しました。また、日本および志を同じくする国・機関の外相が5月31日に発表した「露朝関係に関する外相共同声明」の内容を紹介しました。
石崎書記官は、「OSCE地域に対するアフガニスタンの影響への対応(RIAOR)に関する事務局長報告」の議題の下、アフガニスタンの悲惨な人権状況に対し、注意を喚起するとともに、同地域における関与の重要性を指摘し、平和で安定かつ繁栄するアフガニスタンの構築を支援する旨日本の決意を強調しました。さらに、OSCEが行う「OSCE地域に対するアフガニスタンの影響への対応」(RIAOR)に関する取組の重要な役割を認識するとともに高く評価しました。