保科ROIP(古伊万里再生プロジェクト)代表による呈茶(2024年6月21日)

令和6年6月27日
 6月21日、保科眞智子裏千家教授とその一行によるオーストリア訪問の機会をとらえ、水内大使は大使公邸にて呈茶とレセプションを開催しました。外交、経済、文化、学術及び地方交流の分野から多数の賓客にお越しいただきました。多くの参加者が自家製の干菓子ともに正統派のお茶を体験し、その後のレセプションでは、大阪名物お好み焼きその他の和食や日本のワイン、各地の日本酒を満喫しました。公邸庭園の夏の風景がレセプションに華を添え、参加者の会話も弾みました。 
 
 ロースドルフ城にあるピアッティ家の古伊万里コレクションは、第二次世界大戦後のソ連による占領期に粉々に破壊され、保科氏らROIPチームの尽力によりほぼ元の姿の通りに復元されたものです。専門家による修復作業の後、保科教授は昨年、ピアッティ家コレクションの里帰りを実現しました。今年、保科氏ら一行はWKOの招待でオーストリアを再訪し、各地で呈茶を行いました。